tricot「TOKYO VAMPIRE HOTEL」
作詞:中嶋イッキュウ 作曲:tricot
歌詞
彼は唯そこに居ただけだった
彼女は価値が欲しいだけだったんだ
少年は正して欲しいだけだった
あの家は灯りを点けただけだった
吸い取られる あたしたちの生命力
突っ走って息切れ それでも走って
乾ききった口の中は まだ血の味がして
ちゃんと生きてるみたい
こんなのおかしいでしょう
まるで望んでるみたいに ほら溢れてる
貧相な生活は泥のよう
贅沢な生活にも吐き気がして
可燃ゴミとも認められず 収集所で取り残され
あたしたちは燃え尽きないまま どこへ向かえば良い?
実態の無い栄養源 何度も蘇る 腐らぬ野望
ムシャクシャして 喚いたって 腹が減るだけだった
乾いた口の中は まだ血の味がして
まるで生きてるみたい
こんなのおかしいから
望むのなら全てあげるよ
その目に映るなら紛れなく
全て君のものさ 無くさないでね
またいつか 夢で逢いましょう
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